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Schimmer自作ライトノベル執筆中。
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2007.10.29 Monday
創めましてのご挨拶
お久しぶりです、なんとか生きてます(´・ω・) 続きがうまくまとまらずもにもにしたり、お引越し先を探したりで結局放置になってしまいましたがなんとかめどがつきましたぁ。 http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=greenbar82 こちらにお引越しとなります。 携帯でもPCでも閲覧可能です。 文の編集もしつつ、頭を整理しつつ、1話からちまちま修正してあげていくつもりです。 なので続きがみたい!という方はしばらく経ってから見る事をおすすめいたします。 文章を修正しながらあげていくので 改めて見るのも面白いさね、と思っていただけるのであれば嬉しいです(*´ω`*) 向こうの昨日のパス付きBOOKができる様なので、拍手で質問のコーナーを 奥のもいいなぁ、なんて思っています。 リク機能でお題をもらいショートショートの小説なんかも考えているので ぬるーーーーく応援よろしくお願いしまあああす! 2009/11/12 読者様へ八緑より ------------------------------------------------------------------- 創めまして。 ここは、女性向けの恋愛系(?)小説置き場です。 ジャンル的には おまえ、頭ん中見せてみろやコラ。 的なファンタジーな内容となっております。 この管理人、駄文だらけで目が痛くなるかと思います。 厳しいツッコミも嬉しいのですができれば応援して頂ければ幸いです、褒めれば伸びる子です。甘えんぼでゴメンナサィ。 こちらはリンクフリーとなっております。 相互も大歓迎ですー。 一緒に輪を広げていきたいなぁ、と思っています♪♪ 宜しくお願いします(*・ω・)*_ _)ペコリ 相互リンク集 さて、長くなりました。 これより八緑の一風変わったノベルサイトごゆるりと御覧下さい。 2007.11.14 Wednesday
1-1 日常→拉致→非日常
寒さを感じる遠い灰色の空 はらはらと落ちて、季節を塗り替えていく茶色の落ち葉 そこに突然現れたのは、秋の朧気なカラーを吹き飛ばす様な原色の奴らだった・・・。 日常→拉致→非日常 「力加減は今くらいでよろしいでしょうか?」 「あー・・・そこっ、そこよぉー・・。鞠ちゃん相変わらずナイステクっ!おじさん昇天しちゃいそう・・・」 「し・・・しないでください(汗)」 えっと、今上の会話で年齢制限ありだと思って回れ右を しようと思っている純情っ子、焦っちゃダメよ。戻ってらっしゃい。 別にここは夜の蝶なお店ではない。 最近、巷でもブームになってきているリラクゼーションサロンだ。 ほら、足つぼとか色々あるじゃない?あの類。 私達のサロンはデパート内のテナントだから人も昼夜問わずに来てくれるし、意外に繁盛している。スタッフは私を含め4人。一番下は勤務歴1年半の私。 後はみんなベテランの先輩だ。気のいい人ばかりだし、働きやすいし、ホント、ベストな環境。 「ありがとうございましたー、またお疲れたまったらどーぞv」 「ぉぅっ、体がむっちゃ軽いよ!!また鞠ちゃんに頼むわー!」 時間をふと見てみれば、正午すぎ。 今日は予約のお客さんもいないし、ちょいと早めにご飯でも食べようかな・・。 「店長ぉーー。」 「んー?どうしたの鞠ちゃん?」 ご飯の事を切り出そうと口を開けた瞬間に人並みはずれた大声で私の声がかき消されてしまった。 「うおぉぉぉーー!!!!!すっげー!これが”でぱーとめんと”か!!」 「マスター、そーんな大声出すほどの事じゃないっしょー。お、カワイコチャン発見vvv」 「まったく、あなたは女の事しか頭にないんですか・・・しかし、無駄に広いですね。」 「・・・」 なんだあの騒音の塊の様な奴らは・・・。 しっかり言葉を聴くとばりばりの日本語。 しかし外見がまったく日本とかけはなれている。 まず、金色のなっげー髪をぼさぼさにしてる”マスター”とか呼ばれてる奴。 声うっせー、リアクションでけー、まるででっかい3歳児。隣の日本雑貨屋で徳利(とっくり)みつけて騒いでる。 んで、その横のもう一人の茶髪。 肩くらいまでウェーブのかかった髪伸ばしてる奴。雑貨屋のねーちゃんを見て、ゴリゴリ口説いている。かわいそうに・・・。 それよりももっと驚くべき事はその格好。今は秋だと言うのに、 その季節を跳ね飛ばすかの様な、超露出・派手・原色な服。なんだあの紅いファーのついたベスト。すごいもたれてるのに続けてカツ丼食った時みたい。うぇ。 その派手派手ナンパ氏の横で、だるそうに目線を投げている眼鏡紳士も怪しい。 黒髪で背も高く切れ長の目、顔も整っていて眼鏡と黒のスーツが良く似合う。 確かに目の保養にはなるが・・・ 気のせいだろうか、周りにどす黒いオーラが漂っている。 その近くの花屋で綺麗な花をウットリ眺めてる子もかなり怪しい。 髪の色を抜いているのか?綺麗な銀の短髪だ。ほっそりとしていて、儚い感じにみえる。頬を染めて花と会話する所を見なければ、十分イケメンだろうに。 まじまじと見ていても絡まれたくないし、てかご飯食べたいし。 目線をさっさと変人集団から職場に戻して再び昼食を店長に言おうとした矢先、 でっけー声が雷みたいに上から降ってきた。 「おー、なんだあれ??”りらくぜーしょんさろん”だぁ?」 「ふむ・・・鍼灸とはまた違う種類の様ですね。オールハンドとあるのでマッサージの類ではないでしょうか?」 「お、見て見てー。ここ写真貼ってるよ!指名とかできんのかなぁ。」 茶髪が鼻の下をのばしながら写真に食い入るようにガン見する。 あっちいけ!鼻息で写真が腐敗する。 「あ・・・あのぉー・・・よろしければいかがですかぁ?」 ものすっごい引きつり笑いをしたまま店長はあのゲテモノ4匹に話しかけていった。 ナイス根性店長。でも今この時にその根性を出して欲しくなかったと切に思う。 「まっさーじ・・・なんだかよくわかんねぇがおもしろそうじゃねぇか。」 3歳児が顔をくしゃっとさせて満面の笑みを作り宣言した。 「うけてたってやるぜぇ!!」 ・・・ここは癒しを提供する場であって、断じて戦う所ではないと説得するのに30分かかった。 ぐっばい、私のお昼ご飯。 ↑↑↑ クリックで応援して頂ければ幸いです。 2007.11.14 Wednesday
1-2 日常→拉致→非日常
店長のすばらしいガッツによりあの変人4人は
急遽、受付をしてコースを決めた。 4人ともタオルを上からかけて押していくボディコースを一時間との事。 スタッフはカウンターに集合した。 「ねー、誰もむよ?私あの細くて可愛い男の子がいぃーv」 「私は黒髪眼鏡さんがいいわぁv超美人ー!」 「・・・、店長は?」 「わ・・私、実は少し(頭も)軽そうなイタリアチックな人がいいかも・・・」 「(結局好みの人かよ)んじゃー、私あまったパッキンの3歳児に入ります・・・」 各自それぞれのベットに案内していく。 店で問題行動を起こす様なら、便秘になるツボ突きまくってやる・・・。 「お待たせいたしました、本日担当させて頂きます中村 鞠子と申します。よろしくお願い致します。」 「ぉー、鞠子だな。」 やはり流暢な日本語だ、手馴れてる旅行者か? 「あと受付票のお名前が筆記体で少し 「俺ぁ、Darius。ダリウスだ。」 そういってニカッと笑ってみせる。髪の毛がパッキンのせいだろうか、やけにまぶしい。 「ダリウス様・・・ですね。かしこまりました。ではどうぞこちらへ」 こうして前途多難な1時間が始まった。 「力加減は今くらいでよろしいですかー?v」 「・・・・・ん。」 「あー、僧帽筋がはってますねー。」 「あぁ・・最近体を動かしてないですからね・・・。」 「へー、これが”りらくぜーしょん”って奴なんだー。 なんか癒されるーって感じじゃーんvvvま、君がしてくれてるからだろう・け・どv」 「あ・・ありがとうございます(照)」 おー、それぞれ頑張ってるねー。 ナンパ師、店長ナンパしくさったら私の職人魂をかけて向こう2年間トイレとお友達にしてやる。 「ぉぃ、鞠子・・・。」 「なんでしょうか、ダリウスさん」 「・・・・・・そこ」 「背中ですね」 「・・・・・・・・・・・・・・超いってぇ・・。」 「はってますからね。」 ゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリ 「ってーーーー!!!!!」 ベットの上で足をバタバタさせながら騒ぐ3歳児。そりゃそうだこんだけ疲れがたまってたらねぇ・・・。 「しかし、ここまでゴリゴリになってるとは・・・。肩なんか超合金的ですね。」 「ぉぅ、まかせろ!(得意気)」 「はぁ・・・・ほめてないですよ、っと」 グィーーーーーーーーッ 「ぎゃーっ!!」 「大丈夫ですよ、ほら、ここはもぅ痛くないでしょう?」 「ぎゃーっ・・・って・・・」 「・・・ね?」 ぐぃぐぃ 「うぉ、なんだこれ・・・・。すっげー・・・・きもちーじゃねー・・・か・・・。」 「硬いトコがほぐれて来たからですよ、これが”りらくぜーしょん”です。」 「おめ・・・鞠子何モン・・だ・・よ・・・。」 「しがないもみ屋ですよ(笑)」 「・・・・ZZZzzz。」 その後は、3歳児の激しいイビキを我慢するのに必死で時間はあっという間に過ぎていった。 ↑↑↑ クリックで応援して頂ければ幸いです。 2007.11.14 Wednesday
1-3 日常→拉致→非日常
「はーぃ、お疲れ様でしたー。」
「・・・・んぁ?」 まぬけな声と共に超熟睡をしていた3歳児が起きた。 「あ"ー・・・」 「おはようございます。」 眉間に皺を寄せ、目をこすりながら起き上がる。ホント小さい子みたい。 「お仲間さんはもぅ先にテーブルの方でお茶を飲んでますよー。」 「あ・・あぁ。」 のそのそ立ち上がった瞬間驚きの表情のままフリーズした。 まさに「Oh!」って感じだ。やっぱ外人なんだな。 「・・・・ダリウスさん?」 「うおおおおおおおぉぉぉぉぉ!?!?!?」 奇妙な雄たけびを上げてマッハでこっちを向く。 「すっげーー体が軽りぃぃぃ!おめぇなんかしたのか!?」 「いや・・もんだだけですけど・・・。」 「うぉー!”じゃぱにーずりらくぜーしょん”恐るべしだな!!」 目をキラキラさせ意気揚々とテーブルにつくダリウスさん。他の人たちも満足気にお茶を飲んでいる。まぁここのスタッフにかかればね(←自慢) 「では少しお待ちください。お会計のご用意を・・」 「なー、鞠子。」 さっきまで騒いでた3歳児が呼び止めた。 「おめー、なんでこの仕事してんだ?」 「・・・好きですよ?」 「それだけじゃぁこの仕事はできねぇだろ。他人の疲れを取るんだぜ?自分も疲れるに決まってらぁ。」 まぁ、確かに。 3歳児は興味深気にこっちを見ている。 ふむ・・・なんでこの仕事を選んだか、か。 「・・・この仕事で初めて、人の役に立てる嬉しさを知ったんです。この仕事に就けて、本当によかったと思います。良くしてくれる先輩やお客さんと出会えるだけでもありがたいし・・」 眉を片方上に上げ、3歳児が続きを急かす。 映像が頭に浮かんで思わず顔がにやける 「何よりも施術終わった後、疲れがすっかりとれてるお客様の笑顔を見る事が一番幸せです。アレ見ると疲れなんて吹っ飛んじゃいます。」 「わぁ・・・。」 「Woo・・・v」 「・・・感謝ですか。」 「鞠子いい事言うじゃねーか。」 にやにやと子供の様な笑顔を私に向けている。 初対面の人たちに少し言い過ぎた事を後悔しつつ、照れつつ会釈をしてテーブルから離れる。 これでそのまま変人が帰ってしまえば、この話はおしまいだ。 だけど残念ながらそうはいかなかった。 むしろ、これから始まりだったんだ。 お会計をしようとレジに向かっているといきなり激しい音と共に建物全体が揺れた。 ドオオォォォォォォォォォン!!! 「わっ」 体が大きく傾いて後ろに倒れる あー、頭うつなコレ。と覚悟を決めていたら、3歳児の大きな手が防止してくれた。 「あ・・・ありがとうございます。」 「やーっときたかよ。」 さっきのにやにや笑いが顔いっぱいに広がる。 まるでおもちゃを見つけたときの子供みたい。 先輩達・・・は無事な様だ。 いったい何が起こったのかと思っていると、ドタドタ階段を下りる音がして勢いよく従業員入り口が開いた。 出てきたのは従業員ではなく全身黒の服で手にはマシンガンを持った武装した奴らだった。 一瞬みんな「はい?」ってな雰囲気になった。 そらそうだ。いきなり銃なんてもった連中が出てくるんだから。 今日は強盗撃退の予行訓練だったか? あの銃よく出来てるわね? 効果音つきなんて今までなかったよな? それぞれ思いは三者三様だろう。 「大人しくしろ!ここは我々が占拠した!!」 大声と共に天井にマシンガンで穴をあけてく。 ・・・本物だ。 あまりの轟音と突然のよきせぬ客に先輩達はパニック寸前だ。 占拠…? この平和ぼけの休日に、いきなり非日常がふってきたんだ。 ↑↑↑ クリックで応援して頂ければ幸いです。 2007.11.14 Wednesday
1-4 日常→拉致→非日常
私の数少ない長所の1つに
”その場の適応力と、認知力が他人よりも少し高い” ってのがある。 今日ほど、それをありがたいと思った日はない。 これは現実なのだ。 あの黒づくめの奴らも このうるさい銃声も 店員さん達の悲鳴も すべて現実なのだ。 落ち着け、落ち着け、落ち着け、落ち着け・・・。 パニックにはならないが、だからと言って行動できるものでもない。 少しづつ、気持ちを整理しつつ、状況を知るんだ。 細く長く息を吐く。 早鐘の様に打っていた心臓も落ち着いてきた。 ゆっくりと周りを見渡してみる。 皆、フルフェイスなため顔は確認できない。 しかし、下手に騒いでも逆効果になるのは目に見えてる。せめて、先輩達やお客さんだけでも助けられたら…。できれば自分も。 「おめー、やけに静かじゃねーか。慣れてんのか?」 場違いなセリフが上から降ってくる。 「こんなのに慣れるほど修羅場はくぐってませんよ…」 溜息をついて、軽くあしらう。まったく、こんな危険な状況だってのに、さっきからこの変人4人組は余裕な顔を崩さない…。 「さっきから何ゴチャゴチャいってやがる!」 ドドドドドッ 天井にまた無数の穴があく。 「こぅなりてぇのか?」 「っ・・・」 さすがに蜂の巣は勘弁だなぁ。 "我々[紅竜会]はここに−" 突如入ったアナウンス。 あー、広報部も抑えられたか。 紅竜会・・よく知らないけど、読み方が日本語の読みじゃないからたぶん海外の奴らだろう。さっきの日本語も少し特徴があったので間違いは無いはずだ。 "このデパートを占拠した事を改めて宣言する。 尚、この宣言をスタートとして、今より脱走を謀るものすべてを射殺する。下手に動かないほうが身の為だ。" 突如、非常口周辺から銃声と悲鳴が聞こえた。 あれが断末魔・・・・。 体中の血の気が引いた様な感覚になり、呆然としてしまった。 落ち着いていた心臓がまた早鐘を打ち出す。 「ぉぃ、鞠子。でーじょぶか?顔色がわりぃぞ。」 「当たり前ですよ、マスター。彼女らは同胞が殺されるような緊迫した状況に今まで遭遇していないのですから。」 「そーそ、でも鞠子ちゃんは度胸すわってんねー。他の女の子達はパニくってんのに。」 「・・・ここ。」 花好きに壁の方へ誘導された。ここで休め、という事だろう。 お客さんに気をつかわせるなんて不覚だが、今はそうもいってられない。 軽く会釈をして壁にもたれる。 火薬の匂い。 ・・・そして火薬ではない、生々しい匂い。 上からも銃声が聞こえる。 "我々の望みは唯一つ、今確保されている同胞の解放であり、それをたった今警察に伝えた。 尚、この条件が破棄された場合は、−" だいたい次の言葉はわかる。 ドラマとかでもあるでしょ?あれだ、あれ。 "皆殺しにする。" 「皆殺しにする。」 ほーら、やっぱりね。 ↑↑↑ クリックで応援して頂ければ幸いです。 2007.11.14 Wednesday
1-5 日常→拉致→非日常
先輩達が泣き出した。
このパニックはすぐに広がっていくだろう。 あー、まだ死にたくなかったんだけどなぁ…。 ・・・なんて冷静に見てる自分は相当だな、なんて思う。 あの4人はいつのまにかテーブルを離れ、3歳児の所へ集まっていた。 「いや・・・いやぁ・・・。」 まずい 先輩達がパニックになってる。 突発的に動いてしまうかもしれない。 壁づたいに先輩達に少しづく近づく。 なんとかして、まだマシな私が落ち着かせなきゃ。 通路にはフルフェイスもれなくマシンガン付き。 オプションとして蜂の巣コース付き。 洒落にならねぇ。 ダダダッ!! 運の悪い事に遠くからまた銃声が聞こえた。 それが引き金になってしまった。 「いやあああぁぁぁぁーーーー!!」 一人の先輩がパニックになって立ち上がって走り出そうとした。 フルフェイスが反射的にマシンガンを掲げる。 「っ!」 私は自分の命が大事だ。 だってまだ20台だし。 彼氏も見つけたいし、冬物のコートも買いたいし。 目の前で立ち上がって走り出す先輩。 あー、殺されるな。 蜂の巣だな。 冷静な自分がそう言ってる。 ここで動けば、間違いなく死ぬ。 わかってる。 これはしかたないんだ。 我慢大会で我慢できなかった先輩がフライングしちゃっただけ。 しょうがないんだ・・・。 咄嗟に− 走ろうとする先輩をかばった。 ダァンッ!!!!! あー、私の人生もここまでか。結構短かったな22年。 死んだ原因は「異常なおせっかい」 ↑↑↑ クリックで応援して頂ければ幸いです。 2007.11.14 Wednesday
1-6 日常→拉致→非日常
ばーちゃん、ごめん。ちょっと早いけどそっち行くわー。私の好きなこしあんぱんでも用意して待・・・・
「っぎゃあああぁぁぁぁぁぁ!!」 あれ、今の私の悲鳴じゃないぞ。 「全く、無茶をしますね…。」 あの眼鏡の奴がため息をつく。 いつのまに・・・? 慌てて周りを見渡す。 先輩は花好きに支えられ意識を失っている…無事みたいだ。…よかった。 通路を見る。人が倒れてる。さっきのフルフェイスだ。体から煙が出てる。・・・・燃えた・・? 「っばかやろー。てめぇ素人のくせにあぶねー事すんじゃねーよ。」 上から声が聞こえてくる。それは さっきまでの3歳児のものでもなく 雷みたくでけーがなり声でもなく 静かに心臓を鷲掴みにされる低い声だった。 「っ・・・。」 突然腕に痛みが走る。 「ごめんね、鞠子ちゃんー。 急いでたもんだから銃弾の軌道をそらすことしかできなくってさ。少しかすっちゃったみたいで…。痛むかぃ?」 ナンパ氏が心配そうにこっちを見る。 「・・・昼飯ヌキ。」 「え"・・・(涙)」 「は・・・」 声がうまく出ない。 「ダリウスさん達は・・・?」 「あ?」 「ダリウスさん達はお怪我ありませんでしたか?」 「な・・・てめぇ。」 3歳児がポカーンと口を大きく開いたままこっちをガン見する。 まるで天然記念物を直に見てるみたい。 「・・・・僕達はないよ。」 呆然とこっちをみる3人のかわりに花好きが答える。 「・・・・よかった・・。」 思わず笑顔になる。 腕を押さえながら立ち上がった。 足は幸い大丈夫だ。 「おい、おまえ・・・。」 ふう、と息を吐き覚悟を決める。 もう早鐘を打たなくなった心臓は冷静に血液を体に送り届けてる。 「早くみなさんここから移動してください。 極力見つからない様に。運が良ければ逃げられるかもしれない。どうなってああなったかはわかりませんが、1人死んだんです。すぐに他が気づいて、私達を射殺しにくるはずです。ここに人がまったくいなくなればこのフロア全員を射殺することも厭わないでしょう。」 「てめぇはどうすんだ。他の奴らの代わりにのこのこ殺されるってのか?あぁ?さっきだって死ぬかもしれなかったっていうのに!」 またあの低い声で言われた。 さっきまでバタバタしてた3歳児とはえらく違う。 「ここに一人、容疑者としていれば大人数の命が助かるかもしれないんです。」 「何言って・・・。」 「綺麗事と思ってもらっても、自己中だと思ってもらってもいいんです。これ以上、他の人が死ぬのを見たくはないんです。少しでも可能性があるのに、わざわざ全員で死ななくてもいいんです。」 それはお前もだろって事もわかってる。 でもここで全員いなくなれば、確実にこの集団かフロア全体が射殺される。 「ぉぃ!50402の応答が途切れたぞ!」 「あそこに倒れてる!!」 「女が立ってるぞ!!」 遠くから外国語が聞こえる。 何言ってんだかさっぱりわかりゃしねぇ。 ただわかったのは、集団でいる所がばれたって事だ。 ↑↑↑ クリックで応援して頂ければ幸いです。 2007.11.15 Thursday
1-7 日常→拉致→非日常
今からでもダッシュして移動すれば、なんとか・・・!
「早く遠くに…「あ"?冗談じゃねぇーぞ。」 言葉をかぶせた張本人がいつのまにか私の前にいる。 他の花好きも、眼鏡も、ナンパ氏も…。 「っかー、鞠子ちゃん。俺まじでキタよコレ。あれだろ?こういうのって大和魂って言うんだろ?女の子なのに勇気あるねぇvv」 「行動自体は賞賛し兼ねますがね。自己犠牲は得策ではないですよ。」 「…安心して?」 皆の顔つきがみるみるうちに変わっていく。 周りはフルフェイスの奴らが取り囲んでいる。 激怒しているのか、母国語で罵られまくりだ。 マシンガンは私達に向けられたままで。 ゆらぁっと3歳児が前にでた。 止めようとした私をやんわりナンパ師が制す。 「おいおいぉぃぉぃ・・・。折角、久々におもしれーもんを見つけたってのに。むざむざ目の前で殺されてたまるかよ。」 こっちをむいた瞬間。私は驚いた。 目が・・・・ 赤くなってる。 少し前まであんなに青かったのに・・・。 「任務追加だ。そこの姫を無傷で防衛しろ。傷つけたら給料ナシな。」 「・・・了解。」 「鞠子ちゃん、さっきの守ってくれたお返しするよんv」 「姫、そこから一歩も動かないで下さいね。」 野次も終わったらしい。リーダーぽぃ奴がマシンガンを向ける。 「Mission Start.」 3歳児の声と共に私の横が急に熱くなった。眼鏡の手から・・・炎が出てる。 周りも流石に驚いて動揺している。 すかさずにナンパ氏が手を上に掲げる。 ゴゥッとどこからともなく風が集まる。 風は、手の動きに併せて炎を纏い周りを取り囲んでいたフルスモークに着火していった。 ・・・何コレ。 私は夢でも見ているんだろうか。 「・・・ふん、他愛もないですね。」 黒髪眼鏡が手をぎゅっとにぎると個々に燃え移った炎が一段と大きくなる。 すると後ろで待機していた花好きがおもむろにしゃがみ地面に手を当てた。 ズゥンッ!!! 轟音と共に、周りのフルスモークや私達がいる床にひびが入り落下していく。 落ちる・・・、と思ったらガシッと確保され、一つ下の階に下りた。 …なんだこの集団。 「ボスはどこだ。」 「司令室は恐らく、広報部。ここから西の入り口より入り、およそ20メートル先にあります。」 「はっ、上等。ぉぃ、姫落とすんじゃねーぞ。隊長命令だ。」 「俺が代わってやろうかぁー?v大事に抱えるよんvv」 「…大丈夫。」 「っち」 「さ、その司令塔ってのを拝みに行こうや。行くぜ。」 普通の人よりも早く、列も乱さずに動く。私はかかえられたままだ。 バタンッ!!! 勢いよく広報部のドアが開けられる。 30人はいるフルスモーク達が一斉にマシンガンを向け発砲した。 ガガガガガガガガガガガガガガガッ!!!!!! 余裕と勝算に満ちていたフルスモーク達は数十秒もしないうちに恐怖と不安にたちまち塗り替えられていった。 無理もない。 自分達が散々うった弾丸が、炎と風によって軌道を止められ溶かされていったのだから。 「うし、今度はばっちしv」 「マシンガンですか…、なめられたものですね。」 カツン、カツン・・・・ 3歳児が奥に座ってる奴の所まで歩いていく。 その様はまるで獲物を捕らえたライオンの様に悠々としていた。 「おれらもよぉ、結構色んな事をしてきたんだけどなぁ。おめぇらも悪でぇなぁ。人質とらねぇと言えねぇのか、あぁん?」 髪が前にかかっていて表情がよく見えない。 「本当は、ボスだけたたきゃぁよかったんだがなぁ…。気がかわっちまった。 俺ぁなぁ、俺の気に入ったモンを傷つけられるのが…」 手をおもむろにその指令塔の目の前に突き出す。 「虫酸が走るくれぇ大ッ嫌えなんだよ。」 顔をあげて前を見据える。 目の赤がより一層激しくなっている。 「消し飛べ。」 その瞬間、私の世界は赤い光のみになった。 大きな音と共に、世界が崩れる。 まだ赤いまんま…。 ↑↑↑ クリックで応援して頂ければ幸いです。 2007.11.16 Friday
1-8 日常→拉致→非日常
「…大丈夫?」 花好きの声で我に帰る。 気がつけば、赤の世界は終わっていて。 目の前には無数の建物の残骸とフルフェイスの団体が倒れていた。 花好きに下ろしてもらって、呆然と立ち尽くす。 灰色の残骸・・・。 赤色の流血・・・。 そこは戦場といっても過言ではない程に荒れ果てていた。 ダダダッ びくり、と体が強張る。 「ち・・・まだ残党がいやがったか。オイ。」 「お任せ下さい。」 「・・・僕も行く。」 眼鏡と花好きがあっという間に視界から消えていく。 「おい、歩けるか?」 「・・・大丈夫。」 なんとか声をしぼりだす。 廊下を改めて見まわす。 所々に人だったものが倒れている。 目が恐怖で見開いたままになっている。 こっちを見て訴えている様だ。 ”なんでお前は無事なんだ?”って。 「すまねぇな」 短く3歳児が謝罪し、目を閉じてやる。 ガガガッ!! また銃声が、今度は 上のフロアからだ。 「・・・っ!先輩」 「おいっ、鞠子!!」 足が止まらなかった。一番近い階段を登り上を目指す。 まさか・・・まさかまさかまさかまさか 胸のあたりがザワザワする。 フロアから男の狂気染みた叫び声が聞こえる。 男はさっき眼鏡達が燃やしたであろう奴だった。 片手に銃を持ち、天を仰ぎ笑っていた。 すぐ横に私達の店がある。 カウンターから通路に 赤い血の筋ができていた。 ゴゥッ!! 横から突風が吹き抜け、男ごと壁に衝突する。 「ち、仕置きが生ぬるかったか。」 「大丈夫?鞠子ちゃん!」 後ろから3歳児とナンパ氏がやってくる。 一歩前に前進するだけで、心臓が飛び出そうになる。 二歩進むと体中が見るなと危険信号を出す。 そうだ、これはハッピーエンドの物語ではないんだ。 れっきとした現実なのだ。 だからいきなりあの角から先輩達が出てくるはずもなく 重症だけどギリギリ生きているなんていう事もなく 折り重なるように先輩だったものは一つの塊となっていた。 「っ・・・。」 足がガクガクと震えて塊の前に膝をつく。 なんでだろう、わかっているはずだったのに。 「て・・・の?」 喉がカラカラに渇いていてうまく発音できない。 「どうして・・・ こんな事しても何が変わるって言う・・・の? ここの人たち全滅させたら人質が戻ってくるの・・・? 何もしていないのに・・・何故殺されないといけないの・・・?」 涙が止まらない。 かわいそうだから、とかじゃなく せつないから、とかじゃなく これはまぎれもなく 何もできなかった自分に対するくやし涙。 自然と両手を合わせる 私は…なんて無力なんだろう…。 人の事を癒せても、この両手では人を救う事が出来ない。 急に今までおぼろげだった意識が戻ってくる。 むせ返る血の匂い 目の前の塊 ぐらぁっ 体が大きく傾いた。 意識が遠くなる…遠く…遠く… 視界に3歳児が入る。 さっきとうってかわって必死そうだ…。 そのまま私の意識はプツリと音を立ててフェードアウトした。 ゴウンゴウン・・・ 変な機械音がする。 周りから声も聞こえる。 確か意識が無くなって、そのまま倒れて… 「あ"ー、俺だ。作戦完了だ。残りは手筈通り頼む。」 …電話? 「あ!鞠子ちゃん気がついた?!」 上からナンパ氏の声が聞こえる。 私はソファーに寝かされていたみたいだ。 一面ゴミ置きになっていて、いかにも男の部屋って感じだ。 前には不思議な雑誌が山積みになってるテーブルが存在感なく置いてある。 「・・・」 あれ・・・? 「・・・!」 ・・・声が 「お目覚めですか。」 「・・・ん。」 振り返ると、眼鏡と花好きが立っていた。 ここは・・・どこ? 「・・・・?」 口を動かしても声が出ない。 ただパクパクと金魚みたいにしてるだけ。 「あなたまさか・・。」 「おー、やっと起きたかよ。寝ぼすけめ。」 3歳児だ。 もういっかい・・いつもしゃべってる様に ここは・・・どこですか? 「・・・・・・・・・・?」 「・・・・あ"?」 花好きがまじまじと顔を見つめてボソリと私に向かって言った。 「・・・声、出ないの?」 私は力なくうなずくしかできなかった。 「声が・・出ねぇ・・・だと?」 3歳児が目をまんまるくしてる。 「おそらくいきなりの修羅場に遭遇して、ショックやトラウマで声がでなくなってしまったのでしょう。」 私の口を開けてのどを凝視してる眼鏡がそう言った。そっか、ショックで・・・。 …ドラマでよく見たけどまさか本当になるとはなぁ。 まだ夢みたいだ・・・。 あの景色、あの出来事、全部全部。 でも、制服にこびりついた血や、腕のかすり傷などが忘れないでと私に語りかけている。 「かっわいそーにっ!鞠子ちゃん!…ぶはぁっ」 抱きつこうとしたナンパ氏を眼鏡が 「抱きつかないで下さい、阿呆がうつったら治療方法が見つかりませんからね。」 「え"−、…王子様のハグで直らないかなぁ、と…。」 「…夕飯も抜き。」 「えぇっ、俺今日生きていけるんすかっ!?」 涙まじりに訴えてるナンパ氏。 てか、ここはどこだ・・? 外でも見たらわかるかな。 まだ笑う膝を押さえて立ち上がり、窓の外を見てみる。 ゴウンゴウン・・・ 見えたのは見渡す限りの青い空と白い雲だけだった。 「あー、マスタァ。飛行艇で一旦本部帰るんすかー?」 ・・・飛行艇? ・・・本部? 「一旦帰って、柴垣に鞠子診て貰うぞ。」 「あの変態にかぁー。鞠子ちゃん悪戯されませんかねぇー?」 「取り合えず、診察の時は普通でしょうね。」 「おし、速攻で行くぞ!」 私は 加速していく飛行艇の中で訳も分からず只呆然とソファーに座るしかなかった。 ばちーんっ 「ってー!!!」 「だから、抱きついちゃ駄目だと言っているでしょう?歩く性病さん。」 「違っ!!」 "また"前途多難だ。 ↑↑↑ クリックでの応援ありがとうございます。 今回は長編になってしまい失礼しました。 2007.11.21 Wednesday
2-1 到着→破損→診察
黒い要塞
紅い服 白い診察室 そして・・・ 到着→破損→診察 「おらっ、着いたぞ。」 頭をわしゃわしゃにされて目が覚めた。 周りはすっかり日が落ちてる。 時計を見ると、深夜の0時をまわっていた。 私あのまんま拉致されて・・・。 突然記憶が蘇る。 紅い血に染まる塊・・・ 「っ!」 思わず、しゃがみ込む。 体の震えが止まらない。 息がうまく出来ない。 がっし 「!?」 「うら、さっさと行くぞ、鞠子。」 いきなり抱きかかえられて、 そのまま飛行艇の出口まで進む。 出口を出るとまっさきに 通路の両脇にずらっと端から端まで、赤い服を着た人達が敬礼をして並んでいた。 「お帰りなさいませ!!ダリウス様!!」 「あー」 面倒くさそうに二つ返事で返して、足早に通りすぎる。てか、ダリウス「様」?? 「マスタアァァァァ!!早くこっちこっちー!!」 3歳児くれぇでっけー声が向こうの方でする。 声の主は案外若そうなにーちゃんだった。 短髪眉無しで両側にそり込みが入っている。 遠目で見てもはやり外国人だとわかる。 あと夜なのにグラサンかけている所を見ると この変人4人の仲間なんだな、ってすぐわかった。 「ぼぅや、柴垣に連絡は取れましたか?」 「おうっ、医務室で待機してもらってるぜ…ってぼうやって言うな!」 眼鏡から遊ばれてる…。 眉無しをじっと見ていたら、目線に気づいたのかこっちをくるっと向いてきた。 「あ・・・、君が鞠子ちゃん…?」 こっくりと頷いてみせる。(声でねないし) 「可哀相に一般人なのにね…、今日は随分酷い目にあったね…」 確かに、腕は怪我して包帯巻いてるし(眼鏡がやってくれたんだと思う) 制服は血やほこりとかでドロドロだし。 きっと顔もすごい事になってそう。 すごい可哀相な子だねオーラ満々で見つめてくる眉無し、…結構良い人? そう思って見つめてたら眉無しがでっけー3歳児から拳骨をくらった。 「ギャー!」 「ってめー、みつめあってんじゃねーよ!(怒)」 「っ嫉妬っすか!?」 「うっせーーー!!」 さらにもう1発頭にど命中。 「マスタ!そろそろです。」 「っけ、わーってらぁ!!」 私を抱えたまま、3歳児は白い大きなドアを勢いよく開けた ドカーーーーーン!! 「柴垣ーー!急患だ!!!」 バッターーーーーーン(ドアがもげた) ・・・勢いよすぎだろ。 カスンッ あれ、今何か目の前を通った様な・・・? 「ふがふがふがっ!!!」 3歳児が口でくわえているものは明らかに手術用のメスだった。 「んもぉー!ダリちゃんのせいでドア壊れちゃったじゃないのよぅ!!後でちゃぁーんと請求しますからねぇっ!!」 「っせー!変態!!」 部屋は一面真っ白。 ・・・保健室みたい。 「それで、その子が例の?」 「あぁ!声がでねぇらしいんだよ!治せ!!(強制)」 「なおせって、アンタ…。まぁ、診察しない事にはわからないものねぇ。 ほら、ちゃっちゃと出てってよぅ。診察ができやしないじゃないのぉ。今日はここに泊めますから、あんた達も帰っておやすみなさぁい。」 白衣きた美女が手でシッシと追い払う仕草をする。 「なっ、ここに泊めるだとー!?俺ぁ認めねぇぞー!」 「変態と一夜を明かすなんて、鞠子ちゃんが可哀想すぎるっ!!」 「なぁによ!女二人なんだからいいじゃないのぉ!!」 「ギャー!!言い切りやがったあの変態!!」 「・・・怖い。」 「あまり賛成はできませんね。」 ため息を一つついてゆらりと立ち上がる美女。 手にはいつのまにか、メスが握られている。 「一回でいいからREDMARCHの方々の内部構造を見てみたかったのよねぇ。 実験体になってくれるんならぁ、あんた達もお泊りしてもらってかまやしないけど?」 にっこりと笑いつつ、メスを構える。 ・・・美女だけに恐ろしい。 「ぐっ・・・わ・・わーったよ、ちくしょー!! そんかわり鞠子になんかしたらタダじゃおかねーからな!変態!」 「はいはい。」 あの人達が手際よく外に追い出される。 ・・・つわものだな。 美女がくるりとこっちを向く。いつのまにかメスは消えていた。 「さて、鞠子ちゃん…だったかしらぁ?」 こっくりと頷く。 「いつも声を出している時の様にして発声してみてくれるぅ?」 あーーー 「・・・・。」 やっぱ出ないかー。 「うーん、その場にいなかったからうまくは断定できないんだけどぉおそらく今日の事が関係してショックやトラウマとして声に影響を与えているんだと思うのよねぇ・・・こればっかりは薬じゃあ治らないものねぇ…」 ふぅっ、とため息をつく。 「しっかし、あの事件はひどかったわねぇ。ニュースで見たわよぉ。 中華系のテロ組織が仲間を取り戻す為にやったテロとはいえ、死傷者は軽く100人を超えますからね。っと・・・」 涙が止まらない・・・。 震えも・・・。 握ってた手を美女が包んでくれた。 「・・・ごめんねぇ、思い出させてしまったわね。 隣にお風呂あるから、はいって今日はゆっくりとおやすみなさいねん。」 ぼふっ お風呂に入って、保健室(?)のベッドに倒れこむ。 一気に体の力が抜け、疲れがどっと押し寄せる。 今日はもう・・・考えないようにしよう。 そのまんま本日2回目の意識を手放した。 ↑↑↑ クリックで応援して頂ければ幸いです。 | 1/12PAGES | >>
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